年末から新年3が日にかけて、多くのお店で福袋が販売されています。
人気店では福袋を目当てに行列できたり、インターネット販売で人気の福袋は、予約の段階で売切れたり。
特に、レディース用の福袋って、内容が充実しているなぁと思います。そうじゃないと、極寒の中、早朝から行列に並んでいられないですよね。
ところで、福袋は、日本独特のマーケティング戦略の一つ。
福袋は、江戸時代、日本橋の呉服屋であった越後屋の「えびす袋(恵比寿袋)」が発祥と言われています。その越後屋とは、現在の三越デパート。
この福袋ですが、日本と同じコンセプトの福袋は、海外ではあまりお目にかかれません。
でも、Apple Store銀座店が、2004年の正月に福袋を販売したことがあります。その時は「lucky bag」という名称でした。日本語から直訳ですね。
Apple Store銀座店の顧客は日本人がメインということもあり、この「lucky bag」の売れ行きは好調だったようです。
これに気を良くしたのか、本国のアメリカでも、Apple社は旗艦店舗の新規オープンには、「lucky bag」を販売するようになったそうです。
日本に住んでいる外国人は、福袋を「grab bag」とか「mystery bag」とか呼んでいますよ。
「mystery bag」って、何が入っているかわからないから「ミステリー」なんでしょうかね。
2020年用の福袋も、値段が2,020円とか、2万200円相当の中身だとか、「2020」に関係のある理由付けで売られていたりします。
日本発祥の「福袋」。
今年も、レディースに限らず、私たち消費者の心をくすぐる福袋が店頭に並んでいる頃です!
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